『月刊日本』の連載「明日のサムライたちへ 志士の魂を揺り動かした十冊」、平成25年7月号で『靖献遺言』は完了し、8月号より山県大弐の『柳子新論』に移りました。初回は「『柳子新論』を伝えた勤皇僧・黙霖」です。
吉田松陰が討幕論に到達する過程で、『柳子新論』は重要な役割を果たしました。そして、『柳子新論』の思想を松陰に伝えたのが宇都宮黙霖です。
「明日のサムライたちへ」カテゴリーアーカイブ
『訳文柳子新論』(廣瀬和育他訳)全文
大正10年に、廣瀬和育、保坂治左衛門、森長勲の三氏の共訳により刊行された『訳文柳子新論』は、近代デジタルライブラリーでも閲覧可能。
『柳子新論』温故堂(明治17年)
『山陵志』写本(玉川大学教育博物館所蔵)
英語版『柳子新論』
Bob Tadashi Wakabayashiは、1995年に「Japanese Loyalism Reconstrued: Yamagata Daini’s Ryushi Shinron of 1759」を刊行している。
第1部には山県大弐の評伝、第2部には『柳子新論』の英訳が収められている。
以下は、『柳子新論』冒頭部である。
山県大弐を称揚した久坂玄瑞
甲府城を臨む山県大弐
清国で刊行された『靖献遺言』
『靖献遺言講義』勉強会④(平成24年10月17日)─「明日のサムライたちへ」取材記録
「明日のサムライ」折本龍則君とともに続けてきた、近藤啓吾先生『靖献遺言講義』の勉強会を一区切りつきました。
本日(平成24年10月17日)方孝孺の最後まで完了しました。
『靖献遺言講義』勉強会③(平成24年10月3日)─「明日のサムライたちへ」取材記録
「明日のサムライ」折本龍則君とともに、近藤啓吾先生『靖献遺言講義』の勉強会をやっています。
本日(平成24年10月3日)の勉強会で、劉因も終わりそう。後は方孝孺のみ。