『大川周明のアジア主義』 『大川周明のアジア主義』インタビュー(「宗教者・大川周明」『宗教問題』52号、令和七年 Winter) 2025年12月22日 tsubouchi コメントする 大川周明 (1886~1957)は戦前の日本における代表的な思想家の一人で、終戦後にGHQからA級戦犯として訴追された唯一の民間人としても知られる人物である。つまり、彼は一般に右翼の思想家、活動家として記憶されていて、それは決して間違いでもない。けれども、同時に彼にはさまざまな宗教に傾倒した信仰者のような側面もあった人物で、その方面の顔は意外に知られていない。今回、そうした「大川と宗教」をテーマとする本を書いた、坪内隆彦氏に話を聞いた。