廖承志と建国大学

 日中国交正常化で重要な役割を果した廖承志の周囲には建国大学出身者がいた。
 建国大学は昭和十三年五月に、満州国の首都・新京に設立された。石原莞爾と板垣征四郎の「アジア大学」構想に端を発している。出身者には、次のような人物がいる。
 高狄(人民日報社長)
 陳抗(中日友好協会副会長、駐札幌初代総領事、マレーシア大使)
 李孟競(中日友好協会理事、駐日大使館開設時の書記官)
 許宗茂(中国外交部亜細亜局日本処副処長)
建国大学
 早稲田大学名誉教授の木村時夫氏の「松村謙三先生の真面目」(『松村謙三先生二十年祭記念講演録』)には次のように書かれている。
 「廖承志の部下として、日中友好に努めている人は意外に嘗ての建国大学の出身者が多いのです。そして日本語に非常に通じて居る人が多いのであります」

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