GHQによる占領、東西冷戦勃発を経て、わが国が対米追従外交を強めていく中で、主体的な外交や貿易を模索する思潮は辛うじて継続していた。
それを支えた一因が、戦前派の指導者の存在だったが、東亜同文書院卒業生の活躍も無関係とは思えない。代表的な東亜同文書院卒業生を分野別に挙げる。
マスコミ
田中香苗(毎日新聞社長)
山西由之(東京放送社長)
長岡村大(テレビ高知社長)
伊藤喜久蔵(東京新聞論説委員)
大西斎(東京朝日新聞論説委員室主幹)
続きを読む 東亜同文書院卒業生と主体的外交思潮