『敗戦復興の千年史』の著者で、『維新と興亜』にもご協力いただいている山本直人氏が、『有鄰』第98号(令和2年12月15日発行、東海有鄰会編集・発行)で、7ページに及ぶ拙著『徳川幕府が恐れた尾張藩』の紹介文を書いてくださいました。心より感謝申し上げます。
また同誌には、元愛知県立高校教諭の廣瀬重見先生の「尾張の藩訓をめぐる考察(五編)」も掲載されています。そこでも拙著について過分の紹介を賜りました。非力を顧みず尾張藩尊皇思想の継承というテーマに挑んだ甲斐があったと感じております。
拙著『徳川幕府が恐れた尾張藩』執筆に当たっては、廣瀬先生のほか、平泉澄先生の高弟・名越時正先生、水戸史学会理事の梶山孝夫先生、田辺裕先生の先駆的研究を活用させていただきましたが、今回廣瀬先生の論稿から、尾張藩初代藩主・義直公廟所のある定光寺の思い出を大切にされていた稲川誠一先生の事、「水戸学の偉大さは解るが、なぜ尾張の学問を尾張学と言はないのか」が口癖だった富田義孝先生の事などを知り、この分野の研究の蓄積の尊さを改めて感じました。

月別アーカイブ: 2020年12月
『徳川幕府が恐れた尾張藩─知られざる尊皇倒幕論の発火点』書評(『国体文化』令和2年12月号)
皇學館大学教授の松本丘先生に、『国体文化』12月号で拙著『徳川幕府が恐れた尾張藩』をご紹介いただきました。各章ごとに丁寧な紹介をしていただいた上、次のようにお書きいただきました。
〈本書は、尾張藩における勤皇思想を支へてゐたのは、崎門学・垂加神道を始め、国学・君山学派などの学問思想であり、「王命に依って催さるる事」といふ尊い精神は、「魂のリレー」によつて力強く継承されたと著者は述べる。これまで、同じ御三家において醸成された水戸学が、尊皇攘夷思想の発信源であつたことは語り尽くされてきたが、本書によつて、尾張学も大きな役割を果たしてゐたことが明らかになつた。
そして著者は、明治維新を薩長による権力奪取とする歴史観が近年横行してゐることに対しても、「尊皇排覇の思想は突然幕末になつて生まれたわけではない。江戸初期から思想家たちが命がけで築いた学問の発展と継承の上に、幕末の尊攘思想は花開いた。こうした精神的、思想的連続性を視野に置いた明治維新史を取り戻すべきではないのか。」と慨嘆されてゐるが、今後も著者によつて、維新に至る真の思想史が描き出されてゆくことを期待したい。〉
身の引き締まる思いです。誠に有難うございました。

『徳川幕府が恐れた尾張藩─知られざる尊皇倒幕論の発火点』書評(『日本』令和2年11月号)
壮行会御礼(令和2年12月12日)
昨日(令和2年12月12日)、国体政治研究会代表幹事の中村信一郎先生、玉鉾書院院長の森田忠明先生、展転社前社長の藤本隆之氏、崎門学研究会代表の折本龍則氏(浦安市議会議員)らの発起により、小生の壮行会を催していただきました。誠に有難うございます。
また、大東会館を使わせていただきました福永武代表に心より感謝申し上げます。

京都産業大学名誉教授のロマノ・ヴルピッタ先生、国家基本問題研究所副理事長・弁護士の髙池勝彦先生、桃の会副代表の小田内陽太氏、日本経綸機構専務理事の堀茂氏、神社本庁元総合研究部長の稲貴夫氏、板橋区議会議員の高沢一基氏、所沢市議会議員の佐野允彦氏、『宗教問題』編集長の小川寛大氏、大アジア研究会代表の小野耕資氏のほか気鋭の若手民族派の皆様にもご参加いただきました。また、國學院大學教授の菅浩二先生をはじめ、過分の差し入れを頂戴いたしまして、誠に有難うございました。
心より御礼申し上げます。

