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東南アジア料理論③

魚醤
バゴオン(3日目)

 フィリピンには、カボチャ、オクラ、ニガウリ、ナスなどを使った独特の野菜炒め、ピナクベットがある。この味付けに欠かせないものが、バゴオン(Bagoong)という小魚やアミの塩辛だ。
魚やアミに大量の塩をまぶして貯蔵すると、魚の内臓の酵素で自家消化する。それをペースト状にしたのが塩辛である。前述した魚醤(油)は、この塩辛から染み出した液というわけである。

http://www.tribo.org/vegetables/bagoong.htmlより

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