以下は、『笠木良明遺芳録』(笠木良明遺芳録刊行会、昭和35年)の目次である。

序 児玉誉士夫

遺稿篇(一)
 忠誠なる日本青年の世界的陣容布地の急務
 青年大陣容布地の具体案
 満洲国県旗参事官の大使命
 宗門の革新
 電力官営を望む
 警官を泣かせし泥棒
 愛国の唯一路
 理論偏重より覚めよ
 小学生柔道大会
 年中行事『慈善鍋』
 不人情の跋扈
 撫順県遊記
 百喩経物語から
 至人武断
 夢中語
 妖雲乎瑞雲乎
 真人の歌

遺稿篇(二) 時事随想
 精神の確立
 六根清浄
 マンモンの超剋
 歓喜無量
 官場の妖雲と満洲
 対満態度の反省
 対満経済の基調
 大楠公六百年祭
 日本の真姿
 侃諤の論あるべし
 優柔不断を排す
 同志自体の責任
 帰去来
 一角よりすめら日本の真姿を顕現すべき秋
 青壮年層をして大陸経綸の政治中枢に直接せしめよ
 無名のところを目指すべし
 大連閑話
 往返途聞
 永代供養簿整理に就いて
 祖国愛は万全を生む母胎
 救国懇談会記
 無我行日誌
 同志社日誌
 満洲建国について
 俳句
 附録関係文書

追想篇
 渡満するまでの笠木良明 高村光次
 満洲に於ける笠木さん 井上実
 稀世の国士 安井英二
 笠木君と私 十河信二
 悲願大亜細亜主義 池田徂仙
 笠木さんと共に 金崎賢
 満洲国去就の思出 島一郎
 笠木良明君を偲ぶ 太田外世雄
 真人を想う 井窪督
 幽顕往来 井上孚麿
 笠木良明君のことゞも 奥野彦六
 学生時代の思出 萱場軍蔵
 学生時代の笠木君 留岡幸男
 笠木先生とプラタプ総統 西村千勢馬
 笠木先生と鎮海観音会 宮島貞亮
 一輪の梅花 里見良作
 笠木さんの一断面 狩野敏
 笠木大人の風格 岩越元一郎
 満洲建国運動と笠木精神 坂田修一
 真勇の人 西文雄
 思ひ出あれこれ 青木武
 仁政の神 永井了吉
 笠木先生を偲ぶ 川尻すい
 笠木先生を想ふ 金沢郁
 砂漠のオアシス 古賀董
 聖者の記録 泉兼豪
 同信同行の行者 山田嵩
 満洲建国と笠木精神 滝本実春
 満鉄から満洲国へ 高橋源一
 「友田参事官」と笠木精神 宮崎専一
 心の師笠木先生 内田義徹
 笠木先生の想い出 甲斐政治
 慈悲任?の導師 中村寧
 笠木良明と駒井徳三 半田敏晴
 笠木先生追想記 多々良庸信
 自治指導部時代の回顧 木島邦男
 偉大なる時代の〝ブレーキ〟 山本紀綱
 五・一五事件と笠木先生 雨谷菊夫
 参事官会議に至るまで 盛長次郎
 「笠木追放」と満洲国の運命 斎藤進次郎
 自治指導部と笠木先生 沢井鉄馬
 報恩の道を行かん 井上義人
 想出は多く 岩崎久男
 殉教者的経世家 明石勝利
 笠木良明先生を偲ぶ 瀬崎清
 明治天皇御製と笠木先生の思出 野沢正雄
 英領インドに無かつたもの 筧義章
 ケレンの無い人 北沢治雄
 晴天の霹靂 中村享
 わが人生の指針 重岡材輔
 至誠の恩師笠木先生 橋本一天
 笠木良明は生きて居る 前島好祐
 聖徳街に仮寓の頃 深井俊彦
 参事官のことども 浜尾卓次
 先生と鏡泊学園 奥沢謙一郎
 「大亜細亜」創刊の思出 村井一郎
 名利厭離の人 佐藤健二郎
 嗟呼!笠木先生 大野鉄次郎
 笠木先生随聞記 柳沢一二
 笠木先生と郷里のこと 野田秀雄
 追憶を詩に托して 田尻隼人
 仰ぎみる維新運動の指導者 中村武彦
 告別式の日に 三浦義一
 亡友笠木良明五年忌 河相達夫
 最後の人 片岡駿

追想座談会(一)
追想座談会(二)
墓碑建設に就いて
笠木良明年譜
後記

坪内隆彦