長州藩脱隊騒動の首謀者と目された大楽源太郎は幕末期に、梅田雲浜と交流していた。 内田伸氏が『大楽源太郎』で紹介しているように、雲浜が大楽に宛てて読んだ漢詩が残されている。
一つは、「送大楽源太郎」 終宵独不眼 挙手指青天 一去千山外 此心月満船
もう一つは、「與大楽源太郎飲別」である。 竹窓相対酌離杯 勁節見君傷老懐 世上少年如子少 秋風秋雨帯愁来
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