杉浦重剛と頭山満を師として
『大日』を貫く思想は、普遍的な皇道主義等を基礎にし、西洋近代に対する根源的批判を伴う興亜論の展開であった。「皇道大理想實現」、「敬天愛人運動の理想及び綱領」といった論稿にも、その立場は明確に示されている。当初『大日』には増島六一郎、宅野田夫、中野刀水、田中逸平らが頻繁に寄稿していた。
大日社刊行書籍
著者 | 書名 | 発行年 |
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大町桂月、猪狩史山著 | 杉浦重剛先生 | 昭和5年?(政教社、大正13年) |
猪狩史山、中野亨著 | 天台道士語録 | 昭和5年?(政教社、大正14年) |
杉浦重剛著、猪狩史山註解 | 倫理書 | 昭和5年?(政教社、昭和2年) |
杉浦重剛選 | 櫻百人一首 | 昭和5年? |
アイザイヤ・ボウマン著、露崎厚訳 | 南米大陸 | 昭和5年 |
新谷英治 | 生活線上之国策 | 昭和7年 |
原重治 | 新王道主義 | 昭和8年 |
立花宗幸 | 日本政党罪悪史 | 昭和8年 |
近藤芳一 | 暦の天文記事の見方 | 昭和9年 |
鍋島創一 | 極東存栄策論 | 昭和10年 |
石原醜男 | 神風連血涙史 | 昭和10年 |
岸原鴻太郎 | 老子経新釈 | 昭和11年 |
丸山幹治 | 副島種臣伯 | 昭和11年 |
山田武吉 | 草莽文叢 | 昭和11年 |
若林半 | 回教世界と日本 | 昭和12年 |
中野亨 | 杉浦重剛先生と詩吟 | 昭和13年 |
陸羯南他 | 羯南文録 | 昭和13年 |
工藤武重 | 近衛篤麿公 | 昭和13年 |
近藤芳一 | 日本古暦の教訓 | 昭和13年 |
鈴木剛、細川将 | 日本回教徒のメッカ巡礼記 | 昭和13年 |
若林半 | 回教世界と日本 改訂増補 | 昭和13年 |
三田村鳶魚 | 江戸百話 | 昭和14年 |
村田懋麿 | 僕の支那観 | 昭和16年 |
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