「著作/文献」カテゴリーアーカイブ

鬼倉足日公とすめら教

青柳種信と辛島並樹

明治時代になって神祇伯は廃止され、白川家も子爵になった。やがて、第33代の白川資長の代で白川家は絶家となってしまう。しかし、伯家神道はいくつかのルートで伝承されていた。その1つが、第30代の雅寿王によって伝授された青柳種信のルートである。 続きを読む 鬼倉足日公とすめら教

本田親徳の古神道

神道霊学中興の祖

本田親徳
 文政5(1822)年1月に薩摩藩で生まれた本田親徳(ほんだちかあつ)は、幼い頃から漢学と剣道を修業した。天保10(1839)年、17歳のときに京都に出て、その後江戸に移った。会沢正志斎に入門し、和漢の学を学んでいる。平田篤胤の家にも出入りしていたとされている。
京都に滞在していた天保14(1843)年、21歳のとき、狐憑きの少女に会い、憑霊状態で和歌を詠むのに衝撃を受け、霊学研究に入ったという。この「和歌を詠む」という点が、極めて重要なのではなかろうか。彼は、歌の機能に対する特別な思いを抱くようになったに違いないからである。
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古神道関連文献

関連書籍類

 

著者 書籍写真 書名 出版社 出版年 備考
水波一郎 神伝禊法─新時代の霊的トレーニング デザインエッグ社 2013年12月 『神伝禊法入門』を全面的に書き直したものが本書である。『神伝禊法入門』から30年近くの時が流れた。その間、禊は進歩した。火の禊は光の禊に変わり、修行法としてより高度になった。前書で書かなかった禊の神秘をも紹介している。スピリチュアルが溢れ、心の成長を唱える人も多いが、幽的身体そのものを進化させる秘儀がない。神伝禊法は、最も価値のある霊的トレーニングである。
ウィリアム・トゥフェザー、中矢伸一、ベンジャミン・フルフォード 古神道とネイティブアメリカン スピリチュアルウォリアーたちの未来デザイン会議 ヒカルランド 2012年8月 ネイティブアメリカンのアパッチ族から兄弟たる神道の国日本に熱きメッセージが届く!
「あなた達日本人は今、霊的戦争の真っ最中にあるにもかかわらず、その自覚が全くないのです。この戦争はリアルなものです。戦わずして、敵の軍門に下ることはあってはならないことです。なぜならあなた方日本人こそ、世界に冠たるスピリチュアルウォリアーズそのものだからです」
中矢伸一 日月神示と古神道が隠し持つ救国のマニュアル ミロクの経済学 ヒカルランド 2012年3月 日本は欧米略奪型の“集金マシン”経済を一掃し、今こそ、古来連綿と保ち続けた“弥栄永遠”“天産自給”の経済モデルを実現しなければならない―世界は日本の「その選択」を待っている。名著『神道経済救国論』待望の完全リニューアル版。
山田雅晴 2013年太陽系大変革と古神道の秘儀 たま出版 2012年1月 古神道の最大秘儀「天の岩戸開き」は、太陽系の霊的大変革だった。―2013年から本格化するグレートチェンジ「天・地・人の岩戸開き」により、地球と人類の急激な霊的進化が始まる。『決定版・神社開運法』『太陽の神人・黒住宗忠』などで人気の古神道家が、ついに預言・警世の書を刊行。古神道修行などで発現した霊能力により、アカシックレコードへのアクセスに成功。大変革を乗り切るための「霊的秘策」を公開する。
山蔭基央 神道の神秘―古神道の思想と行法 春秋社 2010年11月 神道は日本人の精神の奥底にある生命であり、日本文化の基盤である。深遠なる霊学から「鎮魂」の行法まで、古神道を伝承し、発展させてきた経験から、新時代へ向けて神道の真髄、特にその神秘的な側面を易しく語る。
大宮司朗 古神道の身体秘伝―「古事記」の密義 新装版 ビイングネットプレス 2008年8月
古神道の秘伝行法 ビーエービージャパン 2006年2月 続きを読む 古神道関連文献

大日本殉国会

「外部ノ物質的援助ヲ仰ガズ」

 華々しい活躍はしなかったものの、無私に徹した運動を志していた維新団体として知られているのが、大日本殉国会である。
大正15年2月11日、古着屋を営んでいた増井潤一郎が旗揚げした団体である。増井は新潟県高田の出身で、小学校の教師をしていた父から武士的教育を受けるとともに、漢学を仕込まれて成長した。増井の脳裏には、父から教えられた『日本外史』をはじめとする著書に示された楠一族の殉国物語が深く沁み込んでいた(荒原朴水『大右翼史 増補版』大日本一誠会出版局、1974年、100頁)。 続きを読む 大日本殉国会

玄洋社関連文献

関連書籍

著者 書名 出版社 出版時期
頭山満、的野半介、杉山茂丸、内田良平、夢野久作 玄洋社怪人伝――頭山満とその一派 書肆心水 2013年10月
頭山満 頭山満思想集成 書肆心水 2011年10月
石瀧豊美 玄洋社・封印された実像 海鳥社 2010年10月
頭山満、杉山茂丸、内田良平、犬養毅 アジア主義者たちの声〈上〉玄洋社と黒龍会、あるいは行動的アジア主義の原点 書肆心水 2008年4月
大川周明著、中島岳志編 頭山満と近代日本 春風社 2007年12月
立雲頭山満先生講評 『大西郷遺訓』出版委員会編 大西郷遺訓 K&Kプレス 2006
堀 雅昭 杉山茂丸伝―アジア連邦の夢 弦書房 2006
頭山満 頭山満言志録 書肆心水 2006 続きを読む 玄洋社関連文献

高山岩男関連文献

書籍

著者 書籍写真 書名 出版社 出版年 備考
高山岩男著、花澤秀文編 超近代の哲学 燈影舎 2002 (京都哲学撰書 / 大峯顯, 長谷正當, 大橋良介編 ; 第20巻)
高山岩男著、齋藤義一編 文化類型学・呼応の原理 燈影舎 2001 (京都哲学撰書 / 大峯顯, 長谷正當, 大橋良介編 ; 第15巻)
高山岩男著 ; 花沢秀文編・解説 世界史の哲学 こぶし書房 2001 (こぶし文庫 ; 29 . 戦後日本思想の原点) 続きを読む 高山岩男関連文献

『興亜運動と頭山満翁』

 『興亜運動と頭山満翁』は、興亜陣営の活動家、鈴木善一が、昭和17年に頭山の米寿を祝し、頭山から受けた教訓感銘を綴ったものである。鈴木は、明治36年に茨城県で生まれた。国士舘時代に親交を持ったのが、八幡博堂で、彼とは昭和4年5月に信州国民党を設立している。 続きを読む 『興亜運動と頭山満翁』

敬天愛人運動の理想及び綱領

理 想
社會的自由と個人的自由の一致する全人類の健全なる有機的社會の創造を期す。
綱 領
一、天皇を政教の淵源とし維新の鴻謨を翼贊して其發展完成を期すること。
二、社會の單位を家族とし統治の單位を氏子中心とすること。
三、經濟と道徳の一致を求め土地或は職業を與へて一人の飢民なからしむること。 続きを読む 敬天愛人運動の理想及び綱領

鈴木梅四郎関連文献

書籍

 

著者 書名 出版社 出版年
田中省三 医療の社会化を実践した人物・鈴木梅四郎 医史研究会 1995年
鈴木梅四郎 嗚呼二月二十六日 慶應義塾福澤研究センター 1987年
小林静夫 王子製紙開業秘話 : 鈴木梅四郎小伝 苫小牧郷土文化研究会まめほん編集部 1982年 続きを読む 鈴木梅四郎関連文献