坪内隆彦 のすべての投稿

頼山陽関連文献


書籍

著者 書籍写真 書名 出版社 出版年 備考
渡部昇一   渡部昇一の古代史入門 頼山陽「日本楽府」を読む PHP研究所 2006年11月  
見延典子 頼山陽にピアス 南々社 2004.11  
衣笠安喜 思想史と文化史の間―東アジア・日本・京都 ぺりかん社 2004.07   続きを読む 頼山陽関連文献

頼山陽の思想

一君万民の理想

頼山陽肖像画(福山誠之館同窓会蔵)
http://www.ccv.ne.jp/home/raisanyo/jinbutu.htmより 一君万民の理想的統治を求めた頼山陽(1780~1832年)の著作は、王政復古の精神を鼓舞し、維新の大業を成就する大きな力となった。司馬遼太郎は、山陽の『日本外史』について、「この一書が幕末を動かしたとさえ言いたくなるほどである」と述べている(『この国のかたち』1、文芸春秋)。
 安藤英男氏は、山陽が「一君万民の平等思想を根底とし、天皇親政下の郡県制度を理想の政治形態とした」と書いている(安藤英男『頼山陽日本外史』近藤出版社、1982年(頼山陽選集 6)、3頁)。 続きを読む 頼山陽の思想

高山彦九郎関連文献


書籍

著者 書籍写真 書名 出版社 出版年 備考
太田市教育委員会教育部文化財課編   高山彦九郎と細井平洲 : 平成13年度高山彦九郎記念館講演会記録 太田市教育委員会 2003  
吉村昭   彦九郎山河 文芸春秋 1998 文春文庫
吉村昭 彦九郎山河 文芸春秋 1995   続きを読む 高山彦九郎関連文献

高山彦九郎の思想

垂加神道の系譜

高山彦九郎胸像
 高山彦九郎を取り巻く勤王運動の背景には、「『敬』(つつしみ)による神との合一」という垂加神道の真理の調べが常に響いていたのではなかろうか。高山が引き継いだ勤王運動の先人たちは、垂加神道の系譜ときれいに重なり合っているからである。 続きを読む 高山彦九郎の思想

田中丘隅関連文献

書籍

著者 書名 出版社 出版年 備考
田中休愚著、村上直校訂 民間省要 新訂 有隣堂 1996  
秋川市史編纂委員会編 秋川市史 秋川市 1983  
川崎市教育委員会社会教育部社会教育課文化係編 走庭記 : 田中休愚右衛門半生記 川崎市教育委員会 1970 (川崎市文化財資料集 第1冊)
  郷土に光をかかげた人々 東京都西多摩地区小学校長会 1954   続きを読む 田中丘隅関連文献

楠木正成関連文献


書籍

著者 書籍写真 書名 出版社 出版年 備考
吉川佐賢   『楠木正成 夢の花〈下〉』 叢文社 2006年1月  
吉川佐賢   『楠木正成 夢の花〈上〉』 叢文社 2005年12月  
須田京介著 『小説楠公三代記』 神戸新聞総合出版センター 2003年   続きを読む 楠木正成関連文献

菅原道真関連文献


書籍

著者 書籍写真 書名 出版社 出版年 備考
谷口孝介 菅原道真の詩と学問 塙書房 2006年  
小西 聖一、高田 勲 右大臣道真の怨霊 理論社 2005年11月  
真壁俊信 天神信仰と先哲 : 菅原道真公御神忌一、一〇〇年大祭記念出版 太宰府天満宮文化研究所 2005   続きを読む 菅原道真関連文献

アジア的価値観関連文献


雑誌

著者 タイトル 雑誌名 巻・号 発行日
石井 知章 橘樸の「東洋的共同社会」論 明治大学教養論集 (493) 2013.3.
高藤英樹、安田英土 自由民主主義と”アジア的価値”の本質 : 東南アジアにおける西欧的価値規範としての自由民主主義の制度化にみるその漸進性の意味についての試論的考察(改訂版) 江戸川大学紀要 23 2013.3.
池田 謙一 独立論文 アジア的価値を考慮した制度信頼と政治参加の国際比較研究 : アジアンバロメータ第2波調査データをもとに 選挙研究 28(1) 2012
荒川 善廣 「場所」と「東洋的無」 天理大学おやさと研究所年報 18 2011
高藤英樹、安田英土 自由民主主義と”アジア的価値”の本質–東南アジアにおける西欧的価値規範としての自由民主主義の制度化にみるその漸進性の意味についての試論的考察 情報と社会 21 2011年3月
田口佳史、山口哲史 東洋思想への経営転換を図れ 先見経済 57(2) (通号 691) 2011年1月15日
岡田真美子 生命へのまなざし–実験動物供養にみる東アジア的宗教感性 (特集 感性のまなざし) 感性哲学 10 2010年9月 続きを読む アジア的価値観関連文献

コーズウェー代替橋建設中止問題

最新情報

アブドラ首相インタビュー
 2006年8月7日、アブドラ首相はベルナマ通信のAnnuar Zaini会長とのインタビューで次のように語った。 「I chose to keep quiet because I do not want to quarrel with Tun (Dr Mahathir) in the newspaper. Tun said in a statement that he was slighted because he did not get the information he asked for and if the Prime Minister does not speak, let the ministers speak. I chose to let the ministers speak. There are a lot of things he raised come under the ministers’ jurisdiction. They should be responsible to explain to the people. People want to know and many Cabinet ministers prefer that I don’t speak. Many feel that it is better that I don’t speak, many say that Paklah go on and speak. So it became chaotic. Let the ministers speak; this is not about being evasive. The questions raised were directed to the Government and the Government answers. 」 続きを読む コーズウェー代替橋建設中止問題

アジア的価値観

「全体の調和」と「万物の連動」

 アジア的価値観は、欧米の普遍的価値とも調和する。決してアジアにしか存在しない価値観ではない。キリスト教徒が多数を占める社会も含め、宗教が生活の中に生きていた時代には、ことさらにアジア的と名づけて意味のある独自の価値観は成立しなかったさえいえるだろう。ただし、アジア的価値観は、近代以降の欧米社会の根底にある価値観とは異なる部分が多い。 続きを読む アジア的価値観