昭和18年に松本君平が刊行した『アジア民族興亡史観』(アジア青年社)の目次は以下の通り。
第一章 緖論
第二章 アジア病とは何か
第三章 アジア民族衰亡の跡に鑑よ
一 葡萄牙人のアジ侵略(侵略の急先鋒)
二 西班牙人のアジア侵略
三 和蘭人のアジア侵略
四 英人のアジア侵略
(A) 全印度の経略
(B) 緬甸の経略
(C) 馬来半島及南洋諸島の経略
五 仏人のアジア侵略
六 露人のアジア侵略
七 米人のアジア侵略
第四章 欧米白人の侵略東亜に集注す
第一 泰国(シヤム)侵略
第二 支那侵略
第三 日本侵略と反撥
第四 英・米の資本侵略
第五 米・英の資本侵略と露人の共産思想侵略
第五章 中世に於けるアジア人の世界的雄飛
第一 匈奴民族の欧洲征服(五世紀)
第二 アラビア民族の欧洲征服(七世紀)
第三 トルコ民族の勃興(十一世紀)
第四 蒙古民族の欧洲征服(十三世紀)
第一回 欧洲征服
第二回 欧洲征服
第六章 欧洲白人の屈辱と其原因
第七章 近世に於ける欧洲民族の大飛躍
第八章 アジアの新造
一 バラモン敎と印度敎
二 仏敎(沢迦敎)
三 儒敎(孔子敎)
四 道敎(老子敎)
五 回敎(マホメツド敎)
六 基督敎(キリスト敎)
第九章 結論
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