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赤報隊

「赤心をもって国恩に報いる」

 赤報隊は、王政復古により官軍となった薩摩藩、長州藩を中心とする新政府の先鋒隊として、1868(慶応4)年1月8日に、近江国松尾山の金剛輪寺で結成された。隊長は相楽総三で、公家の綾小路俊実、滋野井公寿らを盟主として擁立された。隊の名前は、「赤心をもって国恩に報いる」から付けられた。
 赤報隊は信州へ進み、旧幕府に対して反発する民衆の支持を得た。その際、新政府の許可を得た上で、「年貢半減」を宣伝していた。ところが、新政府は「官軍之御印」を出さず、文書で証拠を残さないようにしていた。 続きを読む 赤報隊

天誅組関連文献


書籍

著者 書籍写真 書名 出版社 出版年 備考
歴史研究 2013年11月号 特集:天誅組150年 歴研 2013/11
舟久保 藍著 実録 天誅組の変 淡交社 2013/3/1
野口武彦著 天誅と新選組―幕末バトル・ロワイヤル 新潮社 2009/01 新潮新書
入野清 『炎は消えず : 夜明け前の志士たちの足跡を訪ねて』 [入野清] 2003
阪本基義 『草莽ノ記 : 天誅組始末』 [阪本基義] 2003
村山岩夫 『夜明け前 : 主役になれなかった群像 : 天誅組と長州・水戸天狗党』 近代文芸社 2003   続きを読む 天誅組関連文献