「日本の真価」カテゴリーアーカイブ

高山彦九郎の思想

垂加神道の系譜

高山彦九郎胸像
 高山彦九郎を取り巻く勤王運動の背景には、「『敬』(つつしみ)による神との合一」という垂加神道の真理の調べが常に響いていたのではなかろうか。高山が引き継いだ勤王運動の先人たちは、垂加神道の系譜ときれいに重なり合っているからである。 続きを読む 高山彦九郎の思想

皇道経済

強欲資本主義に対する世界的な反対運動が広がりつつあるいまこそ、わが国は、次のような特徴を持つ「皇道経済」に回帰すべきである。
(1)肇国の理想と家族的共同体、(2)神からの贈り物と奉還思想、(3)エコロジーに適合した消費の思想、(4)自らが成長するための生産=「むすび」、(5)生きる力としての「みこと」意識
⇒「忘却された経済学─皇道経済論は資本主義を超克できるか」(『新日本学』第20号)