『伝統と革新』22号(平成28年3月)に、拙稿「『東亜百年戦争』史観を発信せよ」を掲載していただいた。 明治維新を手本とした康有為、梁啓超ら変法派の日中連帯論、東亜百年戦争史観を提示した大川周明の『米英東亜侵略史』などにふれ、次のように結んだ。 〈幕末の志士には、日中両国が国体を異にするとはいえ、「道を同じうする国」であるとの認識があった。 かつて日本人が手本とした「堯舜の治」へ戻れというメッセージを、我々は中国に対して送り続けるしかない。その前に、日本人自身が、かつて康有為らが手本とした明治維新の精神へ戻り、国体を回復しなければなるまい。〉
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