平成25年5月23日(木)、近藤啓吾先生のご自宅にお邪魔した際に拝見した西依成斎の書。
桑名藩の儒官広瀬蒙斎は、寛政八年に京都で成斎に謁した時のことを、次のように記しています。 「(六月)二十七日、西依成斎に謁す。年方に九十五、なお矍鑠たり。喜んで人に対して古今の得失を談ず。(中略)梁上に眉尖刀、重さ数十斤のものを横たえ、毎に曰く、万一に事あらは、我れ此の刀を擁して、以て禁闈(宮中)を護衛せんと欲す。万夫と雖ども、必ず辟易して進まざらんと。気概老いてなお壮なり」
成斎の書は、近世日本書道史に位置づけられなければならないものと思います。96歳まで深化し続けた希有の書ですね。
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