『日本農業新聞』(2013年10月26日)の報道によると、マレーシアのジャヤシリ首席交渉官は、同国訪問中のJAグループ代表団との会談(10月24日)で、TPP年内妥結について「まだ多くの課題があり、各国の国内手続きも残っている。年内に交渉を終了させるのは非現実的で、こだわるべきではない」と述べた。
ジャヤシリ氏は、知的財産分野での対立について「現時点でテーブルに出ている内容は受け入れることができない」と強調。「どの国も懸念していることがある。それにきちんと対処できる方法を交渉して見つけ出す。この交渉を成功で終わらせるためには柔軟性が重要だ」とも述べたという。