「赤報隊」カテゴリーアーカイブ

赤報隊関連文献


雑誌論文・記事

著者 タイトル 雑誌名 巻・号 発行日
特集カラー “偽官軍事件”の残映 相楽総三と赤報隊の軌跡 (特集 幕末維新未解決事件の真相)   歴史読本 46(8) (通号 740) 2001.08
北島 平一郎 朝韓中の抗日と大日本帝国の瓦解(6)駁逆の明治維新–相楽赤報隊誅略 大阪経済法科大学法学論集 通号 44 1999.07
亀掛川 博正 草莽諸隊の大問題–赤報隊はなぜ処刑されたのか? (シリーズ歴読専科-12-歴史を逆転する日本史の大問題) — (定説無し!日本史の難問・奇問・疑問–特集ワイドテーマ篇) 歴史読本 44(8) (通号 709) 1999.07 続きを読む 赤報隊関連文献

赤報隊

「赤心をもって国恩に報いる」

 赤報隊は、王政復古により官軍となった薩摩藩、長州藩を中心とする新政府の先鋒隊として、1868(慶応4)年1月8日に、近江国松尾山の金剛輪寺で結成された。隊長は相楽総三で、公家の綾小路俊実、滋野井公寿らを盟主として擁立された。隊の名前は、「赤心をもって国恩に報いる」から付けられた。
 赤報隊は信州へ進み、旧幕府に対して反発する民衆の支持を得た。その際、新政府の許可を得た上で、「年貢半減」を宣伝していた。ところが、新政府は「官軍之御印」を出さず、文書で証拠を残さないようにしていた。 続きを読む 赤報隊