「アニミズム」カテゴリーアーカイブ

アニミズム・汎神論関連文献

書籍

著者 書籍写真 書名 出版社 出版年 備考
岡部隆志 神話と自然宗教(アニミズム)―中国雲南省少数民族の精神世界 三弥井書店 2013年11月
野村幸一郎 宮崎駿の地平―広場の孤独・照葉樹林・アニミズム 白地社 2010年4月
工藤隆 21世紀 日本像の哲学 アニミズム系文化と近代文明の融合 勉誠出版 2010年3月
赤田光男 精霊信仰と儀礼の民俗研究-アニミズムの宗教社会 帝塚山大学出版会 2007年3月
安田喜憲 一神教の闇―アニミズムの復権 筑摩書房 2006年11月
佐々木雅発 独歩と漱石―汎神論の地平 翰林書房 2005年11月
岩田慶治 木が人になり、人が木になる。―アニミズムと今日 人文書館 2005年10月
保坂幸博 日本の自然崇拝、西洋のアニミズム : 宗教と文明/非西洋的な宗教理解への誘い 新評論 2003年
正木晃 お化けと森の宗教学 : となりのトトロといっしょに学ぼう 春秋社 2002年   続きを読む アニミズム・汎神論関連文献

「アニミズムと先端科学 明日のアジア望見 第59回」(『月刊マレーシア』477号、2005年1月1日)

 古来、東南アジアの基層文化には、他の地域同様に、万物に精霊を見るアニミズム(Animism)があった。しかし、やがてアニミズムは、多くの場合に仏教、イスラーム、キリスト教などの普遍宗教の背後に隠れてしまった。そして、アニミズムは普遍宗教へと発展する以前の未開、野蛮な信仰だという考え方が浸透してしまった。だが、アニミズムには、行き過ぎた人間中心主義を修正し、自然との共生を確立する上で、重要な思想的可能性が秘められているのではなかろうか。 続きを読む 「アニミズムと先端科学 明日のアジア望見 第59回」(『月刊マレーシア』477号、2005年1月1日)